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Posted by ミリタリーブログ at

2024年07月15日

2024/07/14 トランプ大統領襲撃事件 ~USSSの実力不足?~

どうも、だちょうです。
お久しぶりぶり。グレートブリテン及びアイルランド連合王国。

今回は3年ぶり、かつめちゃくちゃタイムリーな記事を書こうと思います。
所謂YouTuberで言うところの「緊急で動画回してます」的な。

現地時間2024年7月13日の午後6:12にペンシルベニア州にて、
大統領選挙演説中のトランプ元大統領が銃撃されるという事件が発生しました。
”How the deadly Trump rally shooting unfolded in Pennsylvania”The Washington Post

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この事件ではトランプ元大統領と参加者一名が負傷、また他参加者の一名と犯人一名が亡くなっています。
負傷された方には回復を、亡くなられた参加者の方にはご冥福をお祈りします。
また陰謀論やデマに踊らされないよう、犯人についての情報などは意図的に記載しません。
(「犯人はこんな奴だった」「犯行声明の動画はこれだ」なんて流れていますが早速デマかもしれません)

さて、今回の記事はUSSSがイベント時にどのように警護するのか、
また今回の事件は何故防ぐことができなかったのかなどについてです。
ぶっちゃけUSSS批判記事です。
一部憶測や仮説も含みますので、予めごりょーしょーください。

USSSの保護対象
過去の記事で書いていたつもりが書いてなかったので改めて。
USSSの保護対象者はUSSS公式HPにも記載の通り、
以下が対象になります。
Who and What We Protect
翻訳するとこうです。
・アメリカ合衆国大統領
・アメリカ合衆国副大統領
・大統領と副大統領の近親者
・元大統領とその配偶者および16歳未満の未成年の子供
・米国を訪問する外国の国家元首とその配偶者
・主要な大統領・副大統領候補とその配偶者
・米国国土安全保障長官により国家特別安全保障イベントとして指定されたイベント
その他USSS長官が指名する人物も保護対象とできます。
ですから今回のトランプ元大統領はUSSSの保護対象者であって、
かつ大統領選挙出馬予定の元大統領ということであればその重要度も必然的に高くなります。
USSSも組織であってかつ人材等リソースも限られているので、
どの保護対象にどのようにリソースを割くかは流動的であると思われますが、
直近のトランプ氏の保護に割かれるリソースは多かった(もしくは多くあるべきであった)と考えるべきです。

”The Advance”とイベントにおける保護
通常保護対象者が参加するイベントは予定されているものであり、
今回の大統領選挙演説も同じく予定されていたものです。
基本的にUSSSはその予定に基づき保護のプランニングをします。
大まかな流れとしては視察→配置→撤収(または避難)です。

まずは視察として演説予定地等メインポイント、ルート、またその周辺のスクリーニングを行います。
これは"The Advance"と言われており(海外遠征のみを指していたらごめんなさい)、
以前紹介した「PTTへのケーブル3本」の件のようにこの時はまだ保護対象がいないため危険度は低いです。
(今や装備更新されてしまって無線回りがそうではなくなったのは残念ですね)
この状態で巡回やK-9による爆発物の警戒を行います。
イベント規模にもよりますが3日前から行われる場合もあります。

次に配置です。
イベント当日に保護対象者が現地に到着する前に現地警察などの協力を得ながら、
メインポイント、ルート、またその周辺に人員を配置します。
Uniformed Divisionオフィサー(以下UD)は会場周辺で道路を封鎖したり敷地に入る一般人らに対してスクリーニングを行います。
例えば手荷物検査等ですね。
The Shiftは壇上や保護対象者の近くに配置します。
そしてCounter Sniper(以下CS)は周辺の建物の屋上などの高所から周辺や参加者らを"警戒"します。

例えばビルの高層階から
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空港の高所作業車や
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仮設の高見櫓からなど
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そして最後に撤収です。
緊急時にはThe Shiftが肉盾となり、CATがスモークを炊くなりしながら援護して避難します。

さて、今回の事件がUSSSの不手際によって起きてしまったというのであれば、
この人員の配置ミスが最たるものです。

現場の写真
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Shooting at a Trump Rally in Pennsylvania: Maps and Photos

写真で見ると改めて近さがわかりますね。
例えば元Triple Canopy(有名なPMC)のNicholas Irving氏も、
「何故ここに人員を配置していないんだ。自分たちだったらもっとマシだった」(意訳)とツイートしています。
Nicholas Irving

152ヤードはメートル換算すると約138メートルであり、
M4などのライフルで使用する5.56mmの弾丸の有効射程距離が約300mですから十分な有効射程内です。
その道のプロもがっかりするような近い距離です。

CSは当然有事の際の狙撃では市民らを誤射しないように十分に注意をしますが、
CSの役割は狙撃だけでなく所謂「over watch」(意として高所からの警戒や援護)がメインとなります。
そのため本来であればここにもCSを配置する、あるいは警護を固めて人が入れないようにするべきだったのではないでしょうか。

上記はNicholas Irving氏をはじめ、NBCや他の人たちも指摘している事項で、
だちょうもこれが今回の最大のミスだと思います。

Xkeyscore
すこし視点を変えてオタク的な観点でこの事件を防ぐことができなかったか考えてみましょう。
これまでの説明の通り警護は事前準備が要となります。
以前にも紹介しましたが、USSSはXkeyscoreないしそれに近いシステムで殺害予告を知ることができます。
ブラックリストに入っている人物が情報発信するとアラートが鳴ったり、
google検索のように「trump shot kill」などの指定キーワードなどを入力すると非公開のネット情報も含めて検索することができます。
また余談ですが今年4月にバイデン大統領はこれに関するプログラムの改定FISAの更新に署名しています。
"Biden signs bill reauthorizing contentious FISA surveillance program” CBS NEWS

とはいえこのようなシステムを用いても、結局人間がその情報は有用か否かを判断します。
まだ公式情報を待っている状況ですが、時事通信曰く犯人の自宅からは銃や爆発物が見つかったとのことで、
このご時世にSNSで何かしらほのめかしたりネットで足が付かないように買い物をするのは難しいと思います。
ここからはだちょうの推測ですが、恐らくアラートがパンクしていたのかもしれません。

例えばここ最近バイデン大統領の認知能力を問われていました。
“高齢懸念”高まる撤退論… バイデン大統領 選挙戦継続を強調 【スーパーJチャンネル】(2024年7月13日)
もし過激なトランプ支持派が「バイデンは辞めろ、俺が終わらせてやる」などとツイート、
直近銃砲店で銃を買っていたり、農業資材店で爆弾の材料となりうる肥料を購入していた場合もアラートとして引っかかるはずです。
そこまで状況証拠が揃っているとかなりヤバいですが、
そうでなくとも特定キーワードで引っかかる公開情報が多すぎます。
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soiadghsodkjfkdfnsdjhfjgfhrs

safuyahsfjodahsjkdhuwhghfds

NSAやUSSSの「White House Communications Agency」も馬鹿ではないので、
何らかのフィルタリングである程度絞るようにしているはずですが、
直近(現地時間7/11)にウクライナのゼレンスキー大統領と会合も行っており、
キャパオーバーも否めません。
Joe Biden - President's Public Schedule

デルタの証言
そもそもUSSSの実力不足は前から指摘されていました。
"Zero Fail: The Rise and Fall of the Secret Service" Carol Leonnigにおいてこんなことがあったそうです。
2012年にデルタフォースからトレーニングを受けたCAT隊員がトレーニング終わりにデルタと食事を共にした際、
"Seriously, how would you rate us?"と聞くと、
"I feel sorry for you guys. The service has really let you down."
"You'll never be able to stop a real attack."
と答えが返ってきたそうです。
このZero FailはUSSSの様々な不祥事などをインタビューと共にひも解く/批判する内容になっています。
気になる方は読んでみてください。

終わりに
どんなに頑張っても事件を防ぐことは難しいと思います。
ですが先進国アメリカの様々なテクノロジーを駆使して更に安全にしていくことができると願っています。

例えばUSSSの保護は事前準備が要となっているように、
インテリジェンスも事後から事前に、passiveからactiveにシフトしていくのではないでしょうか。
NSAとCIAは安全保障を理由に違法な秘密工作としてアメリカ市民に対する思考盗聴(?)や民意誘導を......(ぐるぐるおめめ)
中国企業が「世論工作システム」開発か、Xアカウントを乗っ取り意見投稿…ネットに資料流出

  

Posted by だちょうさん at 01:52Comments(0)U.S.Secret Service

2021年08月12日

USSS ~RGギア編~

どうも、だちょうです。
お久しぶりぶり。甘城ブリリアントパーク(未視聴)。

金銭的にも精神的にも余裕がなく、つい最近まで装備熱が冷めていましたが、
夏ボーナスが入って貯金も多少復活したので少しやる気が出てきました。
そういうわけで久しぶりにブログ更新です。

さて今回のテーマはUSSS装備におけるRG(レンジャーグリーン)カラーのギアについてです。
実はこれ、結構難解なネタです。
以前の記事では「体感的には2016年くらいまでは上下ブラックのコーディネートが主流で、2017年以降はブラックのコンシャツにカーキのカーゴパンツというツートンカラーが主流になっています。」と記載しましたが、
どうやら2019年春頃くらいからRGの使用例も出てきました。




ナンデダロウネー。
というわけで分からないなりに色々と説を考えてみました。

【①HAMMERチームのような特殊技能を有したチームの新設説】
以前紹介しましたが、HAMMERチームはメディック、対NBC、ブリーチング等を専門としたチームです。
CATやERTとは異なり、RG(FG?)やカーキのギアを身につけているため文字通り異色のチームです。
周りが黒い人達ばかりの中でRGカラーのHAMMERは目立つので、例えば大統領が負傷したりした時にすぐ目につきます。


救急搬送のトレーニングの時の方がわかりやすいかもしれませんね。
Secret Service Inauguration Exercise 2017(クリックでジャンプ)

ただしこの説は残念ながらあまり説得力がありません。
まずHAMMERを例に出すなら、このRGギア使用者もHAMMERほどの異色の技能を持っていることが前提ですが、装備に目立った特徴がありません。

USSSにあってもおかしくない専門技能(役職)で残されているものは以下のものがあると考えますが、それぞれの理由から妥当とは言えません。
・チームリーダー
 装備の色で階級が変わるなんて、階級章じゃあるまいし。
・EOD
 EODに関連する装備品もパッチもボムスーツも見たことがありません。
 そもそもUSSSの仕事は爆弾の解除ではなくVIPを守ることなので、それは他の組織の仕事です。
 VIP到着前に行う事前の爆発物等危険物捜索はK-9ユニットの仕事です。
・他組織との調整等、通信関連のコーディネーター
 仮にそうであればラジオの数が少なすぎる。他組織との調整は本来はもっと裏方の偉い人の仕事のはず。
 ちなみにCSでトリプルラジオ使いの猛者がいます。

それにこれまで挙げたRG使用例はCATですが、ERTとCSにもRGの使用例があります。
写真はCSの使用例です。



いやぁ、これもうよくわからないですね。

【②DHSで採用されなかったギア横流れ説】
2001年の9.11同時多発テロ事件を受けて制定された愛国者法により国土安全保障省(United States Department of Homeland Security。略してDHS)ができます。
意外に知られていませんがUSSSはDHS隷下にあり、そしてCIAやNSAなども名を連ねるインテリジェンスコミュニティ(略してIC)にも加わっています。

USSSはICに加わることで世界のテロに関する情報を広く深く、ほぼリアルタイムに入手することができます。
元NSAでロシアに亡命したエドワードスノーデン氏の証言では、USSSはNSAが開発した「X KEY SCORE」というプログラムを用いて、
大統領に対する〇害予告やそれを仄めかす事前情報を秘密裏に収集分析していたそうです。
「X KEY SCORE」はオープンソースであるWEBサイトだけでなく普通では検索できないGmailやSNS鍵アカウントの投稿などをほぼリアルタイムで検索することができるソフトであり、
単語の検索や関連する人物を検索できるだけでなく、ブラックリストに登録した人物の投稿を通知するなどの機能も有しているそうです。
気になる人は映画「シチズンフォー スノーデンの暴露」(クリックで予告動画)を観てください。

すみません、話が脱線しました。
まぁ何が言いたいのかというと、アメリカの組織はリソースを共有するなど、統合的な組織運用がされているということです。

これはRG使用例が出た2019年のDHSの各組織の予算比ですが、USCBP(国境警備隊)が全体の22%、USCG(沿岸警備隊)が16%も占めるなか、USSSはわずか3%しかありません。
所属人数の違いなどもありますが、装備等の調達数も自ずと多くなるはずです。
経費削減ウンタラカンタラでUSCBPと同じ緑色のギアが流れてきたのでは?
あるいはUSCBPの特殊部隊向けに調達したけど採用されなかったJPCが流れてきたのでは?

まぁ残念ながらこの説も立証ならずです。
なぜならUSCBPの一般的なオフィサーはODとブラックのアーマーを使用しており、JPCは使っていません。
そしてUSCBPの特殊部隊であるBORTAC(Border Patrol Tactical Unit)やBorder Patrol Special Operations Group (SOG)は2015年頃からマルチカムのギアを使用しています。
時期的にも合わないですし、わざわざマルチカムからRGに変える意味もないです。
またUSCGの一般的な隊員は皆ブラックカラーのギアです。
USCGの特殊部隊は色々ありますが、こちらもほとんどがマルチカムのギアです。

【③デルタかっこいいし俺らもマネしようぜ説】
元USSS CATオペレーターのBill Gage氏によると、もともとCATプログラムは2007年にスタートし、その際デルタと協力関係を結ぶことにより非常に影響を受けたようです。
それまでのCATはロングバレルの使いにくいSR-16に使いにくいギア、洗練されていない警察的CQBで"酷い"状態でした。
そこにアフガンから帰ってきた特殊部隊をインストラクターとしてRTC(Rowley Training Center。USSSのトレーニング施設)に招きます。
彼らの洗練されたCryeギアやショートバレルのライフル、大量にフラッシュバンを用いる戦術などがCATに良い影響を与えました。
Bill氏もそれらのスキルアップはとても新鮮だったと言います。
またそれに伴い装備の更新も進んだそうです。

CATプログラムが始動すると、所謂Tier1であるDELTA、DEVGRU、FBI HRTから定期的にトレーニングを受けることになります。
またトレーニングだけでなく国内のNSSE(National Special Security Event)にはHRTが(緊急時の即応として?)、
アフガンやコロンビアなどの戦闘区域や情勢が不安定で米軍のプレゼンスがあまりない地域にはDELTAやDEVGRU(言及はしていないがSFGやフォースリコンも)がアタッチをするようです。
「Former Secret Service Agent Bill Gage: Counter Assault Team and counterfeiters, Ep. 89」

また話が脱線してしまいました。
何が言いたいのかというと、2007年の軍特殊部隊による指導がCATをスキル的にも装備的にも飛躍的に成長させたのと同様に、
このRGギアを使い始めたのも軍特殊部隊が関係しているのではないかと考えました。
ただしこれも残念ながら説の立証は難しそうです。
USSSがRGギアを使い始める2019年近辺でDELTAやDEVGRU、FBIはRGのギアを使用していません。
惜しくもDELTA、FBIは過去にパラクのRGギアを使用していますが、後述の通りもう随分と前からギアをマルチカムに更新しています。
その他僅かに可能性があるとすれば、軍特殊部隊以外の組織から影響を受けたという可能性です。

これは「NORTHAN RED」という元DELTAや元SEALがインストラクターとして所属している団体が開催したトレーニングに参加しているUSSS CATの写真です。
奥のCAT以外はみなRGのギアを使用しています。
この時参加している他のCATも白色のコンシャツやRGのJPC2.0を使うなどかなり装備の自由度が高いです。

CATが参加したトレーニングは元DELTAのPat McNamara氏が主宰の「TMACS INC」、前述の「NORTHAN RED」しか確認できていませんが、
その他にも有名所の「RONIN TACTICS」や「DARC(Direct Action Resource Center)」にも参加しているのではないかと考えています。
そしてそこで交流を深めた他LEのギアに触発され、RGのギアを試験的に導入していると考えることもできると思います。
が、正直あまり説得力はありません。

【④「このファッション、ちょっと飽きちゃったかも~」説】
もうここまでくるとヤケクソです。
例えば州警察やFBIは2000年代前半はブラック、2000年代後半はOD、
2010~2012年くらいはRG、2013年以降くらいからはマルチカムというように、装備の色に変遷があります。
(あまりLEは詳しくないので間違っていたらすみません)
このようにギアの更新に伴い、性能的な変化があれば、見た目にも変化があります。
1033プログラム(クリックでジャンプ)も関係していると思います。

そもそも警察組織は昔からブラックあるいはグリーンなどの濃い色の制服を使用してきました。
資料によると起源はイギリスで、赤色と白色で構成された軍服と差別化を図るためだったとされています。
アメリカでもNYPDなどはブラックを基調とした制服を使用している一方、かつてのFBIはRGやODのギアを使用しています。
つまりRGはUSSSとしては異色ですが、米LEとして考えると至って普通の色なのです。
引用資料「THE PSYCHOLOGICAL INFLUENCE OF THE POLICE UNIFORM」

思い返してみると私たち装備オタクがUSSS CATを認識したのは2016年のトランプ対ヒラリーの大統領選挙の、
あのクールでカッコイイ、異色のCAT達を見たからではないでしょうか。(だちょうはまさしくこの時)
それまで全身ブラックで(カッコイイと思うけど)他LEとあまり差がなかったCATが、
PPDでもカーキのカーゴパンツと筋肉ムキムキ半袖シャツを使うことで、オタクではない一般メディアすら彼らに注目したのです。




またイラクやアフガンからの段階的撤退で米軍のリソースが余っているからでしょうか、
2018年以降はJPC2.0への更新、ヘルメットもOPSCOREバリスティックからKAIMANヘルメットへの更新、
スナイパーライフルもAXAICSへ更新、など装備更新が飛躍的に行われています。
軍の余剰リソースを警察に流す1033プログラムが物資のみならず資金の流用も可とするなら、あり得ると思います。
この装備更新に伴い、「ファッションの見直し」も行っているのではないでしょうか?

(補足)
残念ながらDLA(Defense Logistics Agency)のLESO(Law Enforcement Support Office)1033プログラムは、
出資1年間のデータしか保管しないため、2019年にUSSSに資金が提供されたかは確認ができませんでした。
また2019年度のUSSSの予算案を見ても、正直どの項目が1033プログラムによって提供された資金なのかわかりませんでした。
会計記録見るの苦手なんですよね。
まぁそもそも1033プログラムによる資金提供なんてないのかもしれません。

最後に
「ある物事が起きる"結果"には、必ずそれを引き起こす"原因"がある。」
私が尊敬する、とある脳科学者はこう名言を残しています。
18歳のセレブセブンティーンで、ひょんなことからタイムリープマシンを作ってしまったある方です。
この名言を忘れず、明日もこの謎の解明に挑みたいと思います。


まぁ結局分からないままで進捗なしですが、大学の卒論研究みたいな感じで楽しかったです。
ちなみにこのRGギアネタはかれこれ2年くらい調べ続けているネタです。
答えを知っている人はこっそり教えてください。
嬉しさのあまり喜びの舞を"飛ぶ"ことでしょう。

ピヨ~ン

  

Posted by だちょうさん at 19:57Comments(0)U.S.Secret Service

2019年07月28日

USSS ~パッチ(全般)編~

あす!

もはや書き出しに悩んで人のネタを使うこの雑さ。

先日JJさん主催の夏祭りに参加してきました。
シングルラジオでしたがチャーリーチームのチームリーダをさせていただきました。
やっぱ現場指揮は頭を使うので難しいですね。
でも凄く楽しかったです。お付き合いいただいた皆さんありがとうございました。

ちなみにオタ君は銃を撃つよりもラジオを使うのが凄く好きです。
早くUSSS CAT装備で152とモトローラのデュアル仕様エチエチをしたいですね。
夜中に一人で楽しもうとしてハウリングでタヒぬ未来が見えるぞ......。


今回はUSSSのパッチについてです。
まだまだわからないことも多いのでとりあえずわかる範囲にて。
あとめちゃくちゃ写真ばっかりになるんで複数回の記事で紹介することにしました。

過去の記事でも紹介しましたが2018年頃を境にパッチが刺繍からPVC(ゴムっぽいやつ)に変わっています。
これは「USSS」クソデカパッチに限らず所属パッチも同じです。

「POLICE SECRET SERVICE」刺繍パッチ


2018年の「POLICE SECRET SERVICE」PVCパッチ。
カラー版の星条旗+「SS」PVCパッチもありますね。


少し古めの「POLICE SECRET SERVICE」パッチ。文字の主張が抑えめになります。


「POLICE」刺繍パッチ


「SS」刺繍パッチ。2000年代のパッチですかね? ゴールドです。


「SS」ナイロンパッチ。
特に表記はないですが、これはERTやホワイトハウス周辺を警備するUniformed DivisionのERTやチャリンコ部隊(後日まとめて記事にします)などが使用しているパッチです。
CAT、CS、HMRは使用していないはずです。



星条旗+「SS」刺繍パッチ


色々まとめて。


上のクソデカパッチのサイドにベルクロがついてますが、このようにベストの部分に挟むようです。



写真ばっかりで特に考察もなくて申し訳ないです......。
次回からはチーム別にパッチを見ていきます。
それでは

ダブル敬礼!!!!
  

Posted by だちょうさん at 22:25Comments(0)U.S.Secret Service

2019年07月15日

USSS ~サポートチームと無線編~

どうもお久しぶりです。だちょうです。
もう7月ですね。夏が始まります。
最近はCRAに行っても暑すぎてセーフティーで溶けてます。ゲームに出られないです。
暑くなくてもゲームに出ずにセーフティーでダラダラしてますが。


さて今回はUSSSのサポートチームと無線についてです。
まずはサポートチームについて。
国の長たる大統領を守るために、様々な組織がUSSSに協力して警備や護衛任務(PSD:Personal Security Detail)にあたっています。
国内であればイベント会場周辺や車両での移動時に地元警察や軍が協力します。
大統領専用機のエアフォースワン(ジェット機)やマリーンワン(ヘリコプター)も空軍、海兵隊の所属なのでこれに当てはまりますね。
まぁ今回はそっちがメインじゃないので気になる場合は各々で調べてください。(投げやり)

今回は海外での護衛任務のサポートチームについてが本題です。
海外の警備では現地の警察や軍が協力してくれますが、やはり国内に比べて自国の護衛チームは数が減り、一人当たりの質というか強さが大きくなります。
国内では地元警察を使って大人数でカバーできますが、国外では自国の護衛チームが少数精鋭になるということです。
つまり特殊部隊がPSDにあたるのです。大人数でぞろぞろ行っても反感買いますからね。
僕が知る限りフォースリコン(海兵隊)、グリーンベレー(陸軍)、デルタ(陸軍)、DEVGRU(海軍)、EODチーム(恐らく海軍のEOD MU)、FBI HRTなどがサポートにあたるそうです。残念ながら全てを把握はしていません。バカだちょう。

フォースリコン(中央複数名)とグリーンベレー(左端マルチカムのプレキャリ)とUSSS CAT(右端黒色)
撮影地は恐らく沖縄。


同じくフォースリコンとUSSS CAT
部隊内でブラックのシャツに統一してるのが良いですね。


2018年韓国のCIF(グリーンベレー)とUSSS CAT


恐らく2017年のトランプ大統領ベトナム訪問時のグリーンベレーとUSSS CAT
奥にちょろっと映り込んでるのなんて気が付かないもんです。


DEVGRUとオバマ元大統領。シャツにキャリアという格好からPSD前に記念で撮影されたものと推測しました。

後ろの方にThe shiftがいます。


その他のEODチームはIED対策、FBI HRTは国内で護衛にあたると推測していますがまだ証拠となる写真は入手していません。
ですが退役したUSSSのスタッフが証言しているので間違いはないでしょう。

さて、このような特殊部隊と一番密に連携を取るのはUSSSの中でもCATです。
ここでUSSS CATの無線の使い方に注目していきましょう。

通常USSSはモトローラを使って部隊内通信を行います。




CATであればモトローラをコムタックに繋ぎます。近年の軍装でよく見かける一般的なセットアップになりますね。
これは広報用の写真なので少々""普通""すぎますが。
CSやその他部隊はハンドマイクやイヤホンマイクを使います。

ハンドマイク


イヤホンマイク


耳につけてるクルクル巻いたやつはあくまでも無線を聞くしかできないものなので、マイクは別途必要です。
The shiftはこのイヤホンに首元または袖口にクリップで小型マイクをつけてます。

これが一般的なUSSSの無線のセットアップですが、CATは少し変わってきます。
先に現地入りして警備状況の確認をする時など、VIPがいない時は攻撃されるリスクが限りなく低くなるのでヘルメットは被りません。
そうするとコムタック有りと無しの両方に対応できるようなセットアップになります。


ヘルメットを被っている時はコムタックのマイクとスピーカーを使います。


ヘルメット被らない""オフ""の時はもう一本のジャックを挿して首元のマイクに話し、左耳下のイヤホンで聞きます。


この写真だとよくわからないと思うので別の写真も見てください。




これでわかってください(涙目)。絵心なさすぎですね。
というわけで結構複雑です。
さらに別部隊と連携を取るためにデュアルコムタックとPRC-152を使っているので無線のケーブルは3本以上になります。

PRC-152を持っている決定的な写真


PRC-152を繋いでいるであろうPELTOR PTT
隣に座っているのは恐らくCIF


このネタはオタ君の十八番なので何度も聞かされていたらごめんなさい。
やっぱ英語の読めないバカは穴が開くまでミリフォトを眺めるのが一番良いですね。

かなり長くなってしまったので今回はこのあたりで切ります。
機会があればこれの続きを書こうと思います。
それでは、サラダバー。

  
タグ :USSS

Posted by だちょうさん at 14:51Comments(0)U.S.Secret Service

2019年06月30日

USSS CAT ~セットアップ編~

どうもだちょうです。
G20の開催でUSSSも大阪に来てましたね。
ですがUSSS CATの情報はゼロです。
日本絶対に来てる!! 見つからないおかしい!! あり得ない話し!!

まぁ2019年6月初旬のトランプ大統領訪英時のUSSSの武装には反対の声もありましたからね。[記事]
20ヶ国も参加するイベントに大勢の武装したSSがいれば色々と軋轢も生じるのでしょう。
今回は日本の警察と自衛隊がかなり頑張っていたようなので各国のSSは最小限の人員で済んだようです。
警備ご苦労様でした。

さて前回のプレキャリ編に続き、今回はセットアップ編です。
ポーチやアイテムを見ていくっていうテキトーな感じで......。

コンシャツコンパン
コンシャツコンパンはi-eakiさんのブログ「iの時間」内記事の「どこのコンシャツ着てるのかな!?」を読んでください。これは必読です。
体感的には2016年くらいまでは上下ブラックのコーディネートが主流で、2017年以降はブラックのコンシャツにカーキのカーゴパンツというツートンカラーが主流になっています。どっちも好きなので年代に合わせて使い分けていきたいです。(あくまでも""主流""なだけで2012年にツートンの例もありますし、2019年にばっちり上下ブラックの例もあります。)

2011年くらい?


2018年メラニア・トランプ夫人ナイロビ訪問時


ナイロビ訪問時のUSSSはめちゃくちゃカッコいいですね。
KÄGWERKSにVORTEXのRAZOR HD gen2に......カッコええですね。
ちなみに2018年頃からUSSSパッチが刺繍からPVCに変わってます。
パッチについてはまた後日記事にします。

ガスマスクポーチ

これは年代問わずにかなり見かけるセットアップです。
恐らくEAGLEのDrop Leg Gas Mask Pouchだと思います。
もともと腰から下げて太ももに固定するガスマスクポーチですが、カラビナを1個または2個使って背面または左脇後方につけてます。カラビナはシルバーが多いです。
これで催涙、BCガスに対応できますね。(実際、ガスを投げて弾をばら撒くジツは有効である!イヤーッ!これぞテロリスト=サンがIEDジツに並んで好むセンポーである。上手くいけばダイトウリョウ=サンの身柄をいただくこともできるのだ。)

ファーストライン


ARのマグポはSafarilandのModel 774ですね。
横向きにしているのは車両に乗った時に邪魔にならないようにだと思います。
それと同じ理由でホルスターもプレキャリ前面に付け替えられるようなセットアップになってます。


ターニケットはSOF TACTICAL TOURNIQUETです。
腰の前面につけてる人が多い感じがしますね。Blue Force Gear Tourniquet NOW! を使ってる人も多いです。
余談ですが、この方がプレキャリ前面につけてるのは5.11の12 Round Shotgun Pouchですね。

メディックポーチ
本当に色んなものを使っていて特定に相当時間がかかりました。
チカレタ。

Blue Force Gear Micro Trauma Kit NOW! 使用例


S.O.TECH TACTICAL Viper Flat IFAKっぽいの。ハノイではこれの使用例が多かったです。


S.O.TECH TACTICAL Compact Individual Medical Aid Pouch MK2っぽいの


SPECIAL OPERATION EQUIPMENT Compact Tear-Off Med Pouchっぽいの

後ろの赤いパッチが貼ってあるコヨーテのバッグにも恐らくメディックバッグだと思います。

LBT-9022B-T使用例


これはマジでわからないナゾポーチ。意外と使用例あるのに本当にわからないです。

わかったら更新します。
こんなに色んな種類を使ってたら勝手がわからなくていざという時に困ると思うんですけど(名推理)

あとはIRストロボが年代判別の材料になるアイテムですね。
2017年頃くらいまではVIPストロボライトを、以降はS&Sのマンタストロボを使ってる感じです。
MIL装備やってた身からするとアダプターでプレキャリにつけてるのはだいぶ新鮮です。他のLE系でもやってるんですかね。
ヘルメットにストロボをつけるMILと違ってUSSSがプレキャリにストロボをつける理由はまた後日。

VIP使用例。めんどくさがって前に使った写真を再利用。


マンタストロボプレキャリ着用例。ヘルメットに貼るのとプレキャリにつけるのとで6:4くらいの割合です。


今回も旬の過ぎた寒いネタが盛り沢山で、名古屋の暑い夏を乗り切れそうです。
いやむしろ寒いです。寒~い、サムシングエルス~、サムギョプサル~、サムターン回し~、サム(ry
  
タグ :USSSCAT

Posted by だちょうさん at 19:37Comments(0)U.S.Secret Service

2019年06月23日

USSS CAT ~プレキャリ編~

どうもだちょうです。
昨日はCRAの軍装祭に参加してきました。
カッコいい写真をたくさん撮ってもらえて大満足です。


まだまだツッコミどころはたくさんありますが、これからもDEVGRU装備をカッコよくしていきたいですね。
まずは偏差値3の顔面から......。


さて今回はUSSS CATのプレキャリについてのお話です。

最新だとみんなJPC2.0を使用しています。
2019年の2月にベトナムのハノイで行われたトランプ大統領と金正恩委員長の会談では多くのUSSS CAT隊員がJPC2.0を着ていました。



一部のシニア(管理職クラスであろう年配の方々)はBlackawkのベストを着ていました。
USSSはVIP到着前に現地入りして、警備計画を練ったり色々確認したりします。戦闘が発生する可能性はVIPがいなければ限りなく低いので、身軽な方が良いのでしょう。
それにドンパチしないで指揮する側でしょうし。


その一部のシニアを除いて、ハノイでは全員がJPC2.0を着用していました。唯一の例外はこの隊員のみです。これは完全に余談になりますが、この方はCAT隊員ではないと思います。

↓Youtubeで動画も確認できます。
USSS in Hanoi

この方だけMayflowerのSCARABを着用していましたが、同じ場所にいる別の隊員はJPC2.0を着ているもののCS隊員です。また別の場所で撮られた写真では高所からの警戒をしているのでCSの可能性が高いです。自分にとってかなり疑問だったのでCAT記事ですが書き残しておこうと思います。




2019年はJPC2.0ばかりでしたが、2017年の大統領選挙時にはLBT6094がまだまだ現役です。




6094も2.0もかっこいいですねー。
それよりもちょっと古くなるとJPC、さらに古くなるとEAGLEのLE Plate carrierを使ってます。
他にもVELOCITY SYSTEMSのAssault Plate CarrierやLow Vis Assault Plate Carrier、CryeのCPCの使用例もあります。

JPC使用例。USSSクソデカパッチを貼れるようにベルクロが増設された特注品だったそうです。


EAGLE Plate Carrierの使用例


Assault Plate Carrierの使用例。CATがJPC2.0に移行した後に余ったものをCSがハノイで使ったんですかね。


Assault Plate Carrierと同じ写真に写ってるLow Vis Assault Plate Carrierの使用例。VELOCITYのタグのおかげで判明できました。


CPC使用例


あんまりキャリアには詳しくないんで間違っているところがあれば教えてください。
今のところはJPC2.0を買って胸にKÄGWERKSつけたいです。ATAK!!

それじゃあ今回このくらいで。カフェイン切れの頭じゃネタも思いつかないですし。
  
タグ :USSSCATCS

Posted by だちょうさん at 22:50Comments(0)U.S.Secret Service

2019年06月18日

USSS CAT~ライフル・サイドアーム編~

どうも、だちょうです。

今回はU.S.Secret Service のCounter Assault Team(以下USSS CAT)の使用している武器について書いていこうと思います。
CATっていうとキャット(猫)ですね。にゃ~ん。
まぁ僕はだちょうですが。だちょ~ん。




                     終わり





前回も軽く紹介しましたが、CATはUSSS内で最もドンパチを前提とした部隊です。
武装はKnight's Armament(KAC)のSR-16 E3 CQB(URX2)とSIGのP229です。

CATメンバーとSR-16 E3 CQB(URX2)
USSS CAT SR-16

P229
p229

オシャンティーでカッコいいですよね。

DELTAやDEVGRUが使うHK416よりは軽くて、一般兵が使うM4よりちょっとランクが上なSR-16。
お値段高めなSIG社のP229。
使ってる武器から何となくUSSS CATの立ち位置がわかるような気がします(偏見)。

あと結構40rdsマグやファットマグ、ドラマグの使用例が多く、ドバーッと撃ち返して瞬間火力で敵を黙らせてトンズラしたいのが伺えますね。

40rds
40rds

ファットマグ
ファットマグ

ドラムマガジン
ドラマグ

ブチ〇す気満々ですね。

そのSR-16ですが、最近ちょこっとずつURX3ハンドガードへの更新が始まってるみたいです。
(この写真は2018年8月)
USSS CAT4

ちなみに1990年代から2006年くらいまではMP5、M4A1、SR-16 URX(gen1?)を使ってるらしいです。

M4A1
USSS CAT M4

SR-16 URX?
USSS CAT SR-16

人によってはM870(Breaching shotgun)を持っています。
m870

記事を書くにあたって何日か調べてみたんですけど、やっぱりUSSS CATは時代を遡るほどミリフォトが減ってます。
古いのはよくわからないです。新しいのもよくわからないですけど。
じゃあ僕はいったい何ならわかるんだ......僕の......僕のアイデンティティーは......。

---次回予告---
例のモノを吸うことを封じられ、USSSのこともわからずアイデンティティーを失ってしまっただちょう。流行りのタピオカミルクティーを吸うことで一時的に発作は収まるが、なんと気管にタピオカが詰まってしまう。お願い、死なないでだちょう!あんたが今ここで倒れたら、中途半端なDG装備や始めていないUSSS CAT装備はどうなっちゃうの? クレカの残高はまだ残ってる。今月もやしで耐えれば、実装備だってポンポン買えるんだから!

次回、「だちょう、誰もCAT装備トークを聞いてくれなくてキャバクラへ行く」。デュエルスタンバイ!
  
タグ :USSS

Posted by だちょうさん at 22:25Comments(1)U.S.Secret Service

2019年06月10日

USSSの簡単な紹介

どうも、だちょうです。
昨日のブログ開設告知ツイートがそこそこ反響あって驚いてます。
基本的にガバガバ考察で大したこと書けないですけどよろしくお願いします。

今回はU.S.Secret Service(以下USSS)について初歩的なことを書こうと思います。
知らない方はぜひ興味を持ってください。一緒に始めてください。沼に落ちろ。沈めてやる。
既にご存知の方は粗探しをしてください。そして指摘してください。一緒に沼に沈んでください。沈めてやる。
詳しいことはまた後日書く予定です。

そして最初にお伝えしますが、だちょうはi-eakiさんの「iの時間」というブログに大変お世話になりました。USSS装備を始めるにあたって必見なブログなのでぜひぜひチェックしてください。


USSSはどんな組織なのか
さて、本題に入ります。これに関してはUSSSのホームページとwiki読んでくださいって感じです。
USSS 公式サイト
USSS wikipwdia

USSSのバッジ
USSS badge

USSSはUnited States Department of Homeland Security(国土安全保障省)の管轄下の組織です。主な任務は大統領や副大統領、大統領の家族などのVIPの保護(PROTECTION)と金融に関する犯罪の捜査(INVESTIGATION)の2つです。遡ること1865年、USSSは米国財務省の支部として設立されました。その歴史は古く、米国最古の連邦捜査法執行機関の1つと言われています。もともとは米国通貨の偽造と戦うために結成されたため、今でもその任務は引き継がれています。1901年、ニューヨーク州バッファローでウィリアム・マッキンリー大統領が暗殺された後、シークレットサービスは大統領の保護という第2の任務を任されました。ちなみに似たような組織にDiplomatic Security Service(DSS)という米国務長官や米国連大使、その他米国外交官を警護する組織もあります。RGの装備がカッコいいのでそちらも要チェックです。


USSSの各チーム
興味がn......あんまり知らないのでUSSSのInvestigation Divisionについては触れません。僕が興味あるのは大統領絶対守る屋さんです。

「The Shift」
シークレットサービスっていうと「大統領ーッッッ!!」って肉盾になるイメージありますよね。僕も2017年のトランプ対ヒラリーの大統領選挙で初めてUSSS CATを見るまではそう思ってました(USSS CATについては後程)。
そう、所謂スーツ組です。四六時中大統領を近くで護衛しますが、ノンオフィシャルな場合はスーツじゃなくて私服も多いです。

Counter Assault Team(CAT)
僕が今一番やりたいチームです。めちゃアツいです。
USSS CAT1
USSS CAT2
エチエチ装備罪でタイーホですね。まぁ実際に逮捕するのは彼らですが。
彼らはThe ShiftがVIPを逃がすのに時間稼ぎと反撃をするチームです。USSS内で一番ドンバチする部隊ですね。エチ。
主にこのチームについてブログを書いていくことになります。詳しいことはまた後日。

Counter Sniper Team(CS)
狙撃チームです。基本的に屋上に登って周辺の警戒をしています。
USSS CS1
このチームもエチエチ装備罪でタイーホです。まぁ無理ですが。
持ってるスナイパーライフルがけっこう面白いのでこのチームについても後々書いていこうと思います。

Hazardous Agent Mitigation and Medical Emergency Response Team(HMR)
略してハマーチームらしいです。主にメディックまたはブリーチングを担当するチームで、文字通り異色のチームです。このチームも結構アツいのでそこそこ記事を書いていくつもりです。
USSS HMR1
そういえばこの間のトランプ大統領訪日の際に写真に写ってましたね。
これの
USSS HMR2
右下を拡大するといます。
USSS HMR3

Emergency Response Team(ERT)
詳しいことは勉強不足なのでよくわかってませんが、ホワイトハウス周辺の武装チームだと思います。
CATに装備が近いですが、CATが「強襲・反撃」な装備だとするならERTは「警備・増援」な装備ですね。
USSSのP90使用例はほぼこのチームだと思います。
と言いつつCATとの比較のために貼るのは別の写真です。
USSS ERT1

K-9ユニット
みんな大好きワンちゃんチームです。ただK-9メンバーだけでチームが構成されているのではなく、ERTなどに組み込まれていると考えるべきかと思います。上記のチームはすべてUniformed Divisionという大きな枠組みにあるのですが、その中にあるホワイトハウスの警備が専門のWhite House Police(これは古い呼称なので正しくはないです)にもこのK-9ユニットが組み込まれているという感じはないでしょうか。
USSS K-9

あとは警備計画を練る上層部のチームだったりビークルユニットがあったりって感じです。ヨクワカラン。

長くなってしまったので今回はこのくらいで。
それでは、あす!
  

Posted by だちょうさん at 22:03Comments(0)U.S.Secret Service

2019年06月09日

自己紹介


皆さんはじめまして。だちょうです。
「特殊部隊」という響きを聞くとよだれを垂らすパブロフの犬です。だちょうだけど。

就職と共に出身の東京から名古屋へやってきました。最近ではよしkさんたちと毎週末のようにCRAでダラダラしてます。
サバゲは4年ほど前からやってますが、2年ほど前から段々装備勢になってきて、今ではDEVGRU装備をやっています(本人はそのつもり)。

自己紹介1

こういう感じでやらせてもらってます。

といっても最近はU.S.Secret Service(通称USSS)のCounter Assault Team(CAT)にお熱なので、そっちのことばかりツイッターで呟いてます。
このブログもUSSS CAT布教活動とツイで呟くミリ考察の備忘録として始めました。今後はそちらがメインになると思います。
dachou_airsoftという名前でツイッターもやってます。

それじゃあ、皆さんよろしくお願いします。

  

Posted by だちょうさん at 22:57Comments(1)インフォメーション・告知